【2020年版】価格改定ツール「マカド」と「プライスター」の機能を徹底比較!

「価格改定に時間が掛かって困る…」「価格改定ツールを導入したいがどれが良いのかわからない…」

そのような悩みを持つせどらーは多いですね。そこで今回は、価格改定の代表的ツールである「マカド」と「プライスター」を比較してみました。両ツールに共通の機能や異なる機能について解説しているので、価格改定ツールを選ぶ際の参考にしてください。

さらに、新しく登場した注目のツールについてもご紹介します!マカド、プライスターと同様、皆さんのせどりに大きく貢献するツールですので、ぜひ最後までお読みくださいね。

「マカド」「プライスター」共通の機能

まず、マカドにもプライスターにも共通して備えている機能について解説します。

出品商品の価格改定

価格改定機能とは「出品価格を最安値に合わせる」機能のことです。もう少し詳しく言うと、Amazon では FBA 出品の最安値が最も早く売れていくので、FBAの最安値に合わせることになります。

手動でも価格改定は可能ですが、1日に1~2回できれば良い方ではないでしょうか。アイテム数が100以上になってくると、それも難しくなります。多くのせどらーが価格改定ツールを使っている現状では、価格改定を手動で行っていると、自分の出品商品だけが価格競争から取り残されて、売れ残るリスクが高くなってしまうのです。

例えばマカドやプライスターの場合だと、5分に1回の頻度で価格が改定されるので、価格がそれほど下がらない内に売れていきます。さらに、中古商品では状態別に価格改定できたり、商品によっては価格改定をしないように設定できるなど、様々な細かい設定が可能となっています。

Amazon への商品出品

価格改定ツールを使うと、Amazonのセラーセントラル画面にログインすることなく、ツールから直接出品できます。セラーセントラルから出品すると、FBA 出品の場合は特に手順がややこしく、ミスが多くなりがちです。

ツールを使うことで早く確実に出品登録ができるので、かなりの時短になるでしょう。

サンクスメール送信

Amazon 販売を始めた人が最初にぶつかる壁が、評価の少なさです。Amazonでは特に FBA を使って出品された商品は、購入者にとってはAmazonから購入している感覚なので、評価を入れてくれる確率がかなり低く、1~2%とも言われています。

そこで効果を発揮するのがサンクスメールです。商品が購入されてから1週間以内にサンクスメールを送ると、評価を入れて貰える確率がかなりアップします。しかし手動で送信するとなるとこれもかなり大変な作業ですね。

価格改定ツールに定型文を登録して自動でサンクスメールを送ると、評価が徐々に溜まってきます。評価の多さは商品購入の判断基準の1つなので、価格改定ツールを使って評価を増やしていくのがオススメです。

売上・在庫管理

価格改定ツールを使うと、在庫管理利益計算のように直接売り上げに繋がらない作業を自動で行えます。会社に例えると、倉庫管理や経理事務を全てツールが行ってくれるというわけです。

売上や利益がどのように変動しているかを毎日チェックすることで、仕入れや売上目標などの計画を立てることができます。

マカドの方が優れている点

次に、マカドの方が優れている点について見て行きましょう。

最安値よりも1円安く設定できる

プライスターの価格設定では、FBAやコンディション別の最安値に合わせることは可能ですが、最安値よりも安く設定することはできません。しかしマカドの場合は、最安値より1円(もしくはそれ以上)安く設定することが可能です。

最安値よりも安く設定すると、価格競争を繰り返すうちにどんどん安くなってしまって、価格崩壊に繋がるという意見もあります。ですが、他に魅力的な商品が売り出されたため早く売り払ってしまいたいという場合もあるでしょう。様々な状況に応じて、最安値よりも安く設定することも可能なのは、マカドの優れている点です。

価格改定画面が使いやすい

マカドの設定画面

マカドはプライスターよりも後で売り出された後発品なので、より使いやすく改善された点がいくつかあります。マカドの価格改定画面は見やすく、誰でも直観的に操作しやすい仕様に設計されています。

サンクスメールを個別に設定できる

サンクスメールが評価を集めるために有効であることは前述した通りですが、万一悪い評価だとどうでしょう?それはまさに逆効果。特に販売を始めた最初の頃は、たった1件の悪い評価がこれまでの苦労を台無しにします。

例えば、コンディションに自信のない商品を販売する場合「もしかしたら悪い評価がつくかも…」と不安になりますね。マカドだと、その商品の購入者には最初からサンクスメールを送らない設定が可能です。

といっても、もちろん自信の無い商品は最初から売らないのが一番いいんですけどね…なかなかそうもいかない場合がありますよね(汗)

利用料金が安い

マカドは月額4,980円(税込)、プライスターは月額5,280円(税込)です。わずか300円の差ですが、マカドの方が安いですね。

マ カ ド 4,980円/月額
プライスター 5,280円/月額

プライスターの方が優れている点

では、プライスターの方が優れているのはどういった点でしょうか。

ユーザー数が多い

プライスターの利用者は2020年に9200名を超え、現在最も利用されている価格改定ツールです。ちなみにマカドの利用者は約5000名なので、プライスターの方がかなり多いですね。ユーザー数の多さはそのまま信頼度に繋がります。

安心して長く使い続けたいなら、プライスターに軍配があがりそうですね。

スマホアプリ版がある

マカドにはアプリ版はありませんが、プライスターにはアプリ版があります。プライスターのアプリ版は使いやすく、ユーザーからも高評価を得ています。

せどりすとプレミアムと連携しているため、リサーチにはせどりすとを使いたいという場合も、プライスターを導入して併用することが可能です。特に店舗せどりをする人には便利な機能ですね。

プライスター便で安く発送できる

プライスターにはプライスター便と呼ばれる独自の配送システムがあり、FBAに商品を送る際に一般の宅配便よりも安く発送することができます。また、プライスターの納品プランから直接配送依頼でき、伝票などの作成も必要ないため、効率よく出荷が行えます

システム改善が素早い

利用者からの要望や問合せに対する対応が非常に早いのも、プライスターの特徴です。

2012年の創業以来、改善に改善を重ねて開発されてきたプライスター。利用者の要望にはすぐに応えて改善する運営者の姿勢が、プライスターの利用者の多さに繋がっていると言えるでしょう。

最新ツール「WatchBell」をご紹介!

さて、ここまでは価格改定ツールのマカドとプライスターについて解説してきましたが、ここからは注目の最新ツール「WatchBell(ウォッチベル)」を紹介します!

WatchBell とは

WatchBell とは「Amazon出品での販売価格・出品・在庫を最適化するサイト」です。

  • 絞り込んだ価値ある商品
  • 商品の一部を特別扱い
  • 商品数が少ない

など、価値ある商品からより高い利益を得たい時にオススメのツールが WatchBell!

Amazonが提供している個別の出品用データからモノレートの開発陣が精度の高いリアルタイムの情報を見える化。その商品の性質に応じた価格設定で、より高い収益を目指します。

WatchBell は現在β版で運用しており、無料で使うことができます。(後に有料化される予定)利用条件としては、Amazonの大口出品者登録をしているユーザーが対象です。

WatchBell の主な特徴

これまでのツールによる自動価格改定では最安値で販売することになるので、薄利多売に陥りやすいという欠点があり、カタログの変化や評価の変動に気づくのが遅れて、対応が後手になりがちでした。

そういった問題点を克服するのが、WatchBell です。

WatchBell を使うメリット

  • ユーザは、商品の全出品者の価格変動の可視化により、販売価格を調整。最安値より上げて利益をアップすることができます
  • 価格・在庫・評価・カタログなどが変化した通知を受け取ることで、素早い情報を得ることができます

WatchBell のオススメ機能

  • グラフを使用することで、見える化できる
  • 在庫情報と価格情報を更新できる
  • かんたん設定で設定した通知をメール等で受け取ることができる

まとめ

今回ご紹介した価格改定ツールである「マカド」も「プライスター」もそれぞれに非常に優れたツールなので、どちらが勝るというものではありません。このどちらを使ってもそれぞれに利点があるので、大きな失敗は無いと言えます。

あえて言うなら、プライスターにはスマホアプリがあるため、店舗での仕入れが多い人にオススメです。マカドはネットショップと連携しているので、電脳せどりをする人に合っていると言えるでしょう。

また、今回ご紹介したもう一つのツールである「WatchBell」はこれまでのツールとは異なり、早く売り切るよりも高い利益を得るためのツールです。今ならβ版を無料で使うことができるので、ぜひ試してみることをオススメします!

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