こんにちは。電脳せどらーミントです。
前回の記事では、「amazon出品方法」について解説しましたが、今回は商品を出品したら必ず通る道・・・
「梱包と発送」について解説します。
「梱包と発送」は販売者にとって非常に大切な要素です。
何故なら、梱包と発送の良し悪しで、お客様の評価が決まるからです。
私のショップでは常に梱包と発送に気を配ることで「100%の高い評価」を維持しています。
今回の記事では、単に梱包や発送の方法だけではなく、高評価を勝ち取るポイントについても合わせて解説していきます。
もくじ
- 1 amazonの「評価」とは?
- 2 【電脳せどり】amazonの梱包に必要な資材
- 3 【電脳せどり-梱包から発送】1.納品書を準備(自己発送)
- 4 【電脳せどり-梱包から発送】2.検品する
- 5 【電脳せどり-梱包から発送】3.梱包する
- 6 【電脳せどり-梱包から発送】4.ラベルシールを貼る(FBA発送)
- 7 【電脳せどり-梱包から発送】5.宛名を貼る(自己発送)
- 8 【電脳せどり-梱包から発送】6.配送ラベルを貼る(FBA発送)
- 9 【電脳せどり-梱包から発送】7.発送する
- 10 郵便局との特約は最強!
- 11 amazonの輸送箱要件に注意!(FBA)
- 12 商品に同梱したい挨拶文(自己発送)
- 13 まとめ
- 14 こちらの記事もおすすめです。
amazonの「評価」とは?
さて、amazonで商品一覧ページを見ると、ショップ名のすぐ下に黄色い☆マークと「〇%の高い評価」といった表示があります。
下の画像の赤枠で囲んだ部分のことです。
たまたまどちらの出品も同じ価格で評価以外の条件はほぼ同じとなると、もし購入するとしたらどちらから購入しますか?
そう、当然ながら上の☆5つ、100%の高い評価のお店で購入しますよね。
場合によっては多少価格が高くても、評価の良い出品者から購入されることも多々あります。
amazonの評価とは、商品自体の感想(使いやすかった、面白かった、感動したなど)ではありません。
「購入した商品の状態がコンディション説明と同じだったか?梱包はきちんとしていたか?店舗の対応は良かったか?」などについての評価です。
低い評価(星3つ以下)が付いてしまうと、特にまだ評価の少ない最初のうちは、全体の評価(%)が「どん!」と下がってしまいます。
そうなると売れるものも売れなくなってしまうので、評価はめちゃくちゃ大切なのです。
これから先の章では、評価に特に関わる部分には、こんな風に→黄色くマーキングしますので、注目してくださいね。
では、それを踏まえて、まずは梱包に必要な資材から説明しましょう。
【電脳せどり】amazonの梱包に必要な資材
梱包資材についてはこちらの記事でも紹介しましたが、今回は更に細かい物を追加しました。
写 真 | 資 材 | 説 明 |
ハサミ | 特別な物は必要ありませんが、 緩衝材や段ボールを切ることもあるので、裁ちバサミのように大きめの物が使いやすいです。 |
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カッター | 段ボール箱を開けるのに使ったり厚紙を切る場合も あるので、幅広で重みのあるしっかりしたカッターがオススメです。 すぐに刃が傷むので、替え刃 |
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カッティングマット |
無くても構いませんが、 テーブルの上でカッターを使うときに何かと便利です。 |
セロテープ | 小さな商品を緩衝材で包んだ時や小さな封筒の口を 閉じる時などなど使い道多数。普通のセロテープで十分です。 テープ台 |
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OPPテープ | 段ボール箱を閉じる時や商品を緩衝材などで包んで留める時、 布や紙製のガムテープよりも 透明のOPPテープの方が見た目が断然綺麗です。テープカッター |
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OPP袋 | 本、CD、タオルなど比較的小さな商品は OPP袋に入れると綺麗に見えます。商品の第一印象が違ってきます。 サイズは多種あるので、取り扱い商品によって 選んでください。 ふた付きタイプとふた無しタイプがあります。 |
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ビニール袋 | ぬいぐるみ等、ホコリや水濡れから守るために ビニール袋を使用します。20L 程度の大きさがあれば大抵の物は入ります。 |
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プチプチ | 緩衝材はいろいろありますが、 やはり万能なのはプチプチです。100均などで少しずつ買うより、 巻きの物を買うのがお得です。 |
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クラフト封筒 (自己発送) |
本や比較的小さな商品は、 OPP袋に入れて緩衝材で包んだ上で クラフト封筒に入れて送ります。 サイズは多種あるので、取り扱い商品によって選んでください。 |
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ラベルシール (FBA発送) |
24枚シートの物を購入します。
「はがせるタイプ」が便利ですが、 |
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![]() |
ダンボール箱 (主にFBA発送) |
私はスーパーのバックヤードで分けてもらっています。
ティッシュペーパーや紙おむつが入っていた箱が大きくて 自己発送の場合は直接注文者へ送ることになるので、 |
以上が梱包に最低限必要な資材になります。
取扱商品によっては更に必要な物もあるかと思いますので、そこは必要に応じて揃えてください。
さて、次の章からは、梱包から発送までの流れを追ってみたいと思います。
【電脳せどり-梱包から発送】1.納品書を準備(自己発送)
この章は自己発送のみ必要な作業です。
セラーセントラルの注文管理画面から印刷した納品書が下の画像です。
中ほどの点線からカッターを使って上下に切り離します。
赤枠で囲んだ部分には注文者の住所氏名が記載されているので、普通郵便やゆうメールで送る場合は宛名として使うことができます。
点線から下は商品に同梱します。
【電脳せどり-梱包から発送】2.検品する

商品を梱包する前に、商品に不具合が無いかチェックしましょう。
仕入れ時に確認していると思いますが、見落としが無いか再確認します。
特に中古品は、コンディションに記載されていない汚れなどが無いかしっかりチェックしてください。
新品商品でも箱に傷は無いか、袋はちゃんと封をされているかなど、確認しましょう。
自己発送の商品で既に注文の入った商品に不具合を見つけた時はそのまま注文者へ送るのではなく、注文者に連絡を取って、相談の上で対応を決めるようにしてください。
【電脳せどり-梱包から発送】3.梱包する
それぞれの商品に応じた方法で梱包してください。
配送中に傷まないよう、緩衝材で包んだり箱に入れたりします。
特に自己発送の場合はその状態で注文者へ送ることになるので、見栄えも考えた梱包をすることが大切です。
例として、本を発送する場合に私が行っている梱包方法を紹介します。
本をOPP袋に入れる
下がOPP袋に入れた状態の本です。
OPP袋に入れることで、封筒を開けた時の第一印象が変わってきます。
商品は見た目が重要です。
下の写真のように、本の背面はOPP袋の上部をきちんと折りたたんでテープで留めます。
OPP袋にはテープ付きとテープ無しの物がありますが、私はテープ無しを使って写真ようにセロテープで留めています。
(ブックオフでこのようにしてあって、綺麗に見えたのでマネしました^^)
クラフト封筒に入れる(自己発送)
綺麗なクラフト封筒に入れましょう。
背面のふたはきちんとOPPテープで留めます。
OPP袋に入れたりする作業は簡単なことなので、ちょっとした手間を惜しまないようにしてくださいね。
【電脳せどり-梱包から発送】4.ラベルシールを貼る(FBA発送)
次にラベルシールを貼る場合について説明します。
FBA発送のみ必要な手順です。
例.1)ぬいぐるみ、トミカ
左側のぬいぐるみはビニール袋に入れて、口をしばっています。
袋の上からラベルシールを貼ります。
ラベルシールはバーコードの読み取りができるように、曲面に貼らないよう注意します。
右側の小さい箱はトミカのミニカーです。
小さなOPP袋に入れた上で、箱にはメーカーのバーコードが印字されているので、それを隠すようにラベルシールを貼ります。
もし他にもバーコードが印刷されていたら、無地のラベルシールなどで隠すようにします。
本やおもちゃなどの場合も、メーカーのバーコードはシールなどで隠すようにしてください。

例.2)人形、キーボード
上は箱に入った人形です。下は、キーボードです。
どちらもメーカーの化粧箱に入っているので、そのままラベルシールを貼っても構わないのですが、箱に直接貼られると嫌がる人もいます。
また、このようにプチプチで包んだ方が商品を丁寧に扱っている印象を受けるので、プチプチなどの緩衝材で包んで送ることをおすすめします。
なお、緩衝材で包む場合、ラベルシールは必ずその上から貼ってくださいね。

【電脳せどり-梱包から発送】5.宛名を貼る(自己発送)
次に宛名を貼る場合について説明します。
自己発送のみ必要な手順です。
例.1)封筒で送る場合
下の写真の、左の封筒に入っているのはキーホルダーです。
封筒の上に納品書から切り取った宛名を貼ります。
はがれないように丁寧に貼ってください。
キーホルダーなどの小物は、プチプチでくるんでA4三つ折り封筒で送っています。
右の封筒に入っているのは雑誌です。封筒サイズはA4です。
本はよほど分厚くない限りはこのようなクラフト封筒で送っています。
薄い本はOPP袋に入れた上でプチプチで包みます。
必要に応じて、厚紙を当てる(クリアファイルや薄いパンフレットなど折れ曲がりやすい商品)場合もあります。

例.2)箱で送る場合
宛名ラベルには必要に応じて「こわれもの」表示をします。
時間帯指定がある場合も忘れずに記入してください。
自己発送は注文者に直接送る形になるので、綺麗な段ボール箱で送る必要があります。
中の商品が動いたりすることのないよう、緩衝材でしっかりと保護してください。
箱の上部ギリギリまで商品が入っている場合は「カッター刃注意!」と箱の上面の見えやすいところに書いてください。
フタを開ける時に商品に傷が入っては台無しですので。
そういった細かな心遣いも高評価につながります。

【電脳せどり-梱包から発送】6.配送ラベルを貼る(FBA発送)
FBA発送の場合は、商品を全てきちんと梱包してラベルシールを貼ったら、下のように段ボール箱にまとめて入れて梱包し、配送ラベルを貼ります。
左側のモノクロの方のラベルは箱に貼り、右のカラー印刷のラベルは貼らずにそのまま郵便局の局員に渡すと、控えを返してもらえます。
2017年12月31日まではFBAパートナーキャリアが送料無料で使えるため、FBAパートナーキャリア専用の配送伝票を例として出しました。
(FBAパートナーキャリアの着払い伝票は、必ずカラーで印刷する必要があるので、注意してください)→2017年5月18日より、FBAパートナーキャリアの配送ラベルに白黒印刷が使用可能となりました。
なお、他の発送方法を使う場合は、左側のモノクロのラベルは同じですが、右のラベルは個々の配送業者のものを貼るようになります。
【電脳せどり-梱包から発送】7.発送する

発送時に一番気になるのは何といっても送料ですね。
参考までに、私がよく使う発送方法を下の表にまとめました。
(※注 FBA発送の場合は、追跡番号+保証の無い発送方法は使うことができません。)
発送方法 | サイズ | 重さ | 料金 | 追跡番号 | 詳細ページ |
クリックポスト | 長さ:14~34cm 幅:9~25cm 厚さ:3cm以内 |
1kg以内 | 164円 | あり | 詳細 |
定形、定形外普通郵便 | 1辺が60cm以内で、 3辺合計が90cm以内 |
4kg以内 | 82~1180円 | なし | 詳細 |
はこBOON | 3辺合計が160cm以内 | 25kg以内 | 494~2140円 | あり | 詳細 |
ゆうパック | 3辺合計が170cm以内 | 30kg以内 | 690~2710円 | あり | 詳細 |
かつては小物の発送といえばクロネコメール便が最強でしたが、クロネコメール便無き今では小物ではクリックポストが一番使いやすいと思います。
クリックポストは厚さ3cmまで、重さ1kgまでの物が全国一律164円で送ることができます。追跡番号があるのもうれしいです。
追跡番号があるか無いかで、購入者側から見ると信頼度がかなり違います。
ただし、クリックポストを使うにはYahoo! JAPAN IDが必要です。
Yahoo! JAPAN IDは無料ですぐに取れるし、何といってもヤフオク仕入れをしようと思ったら必須ですので、まだの方は必ず取得しておいてください。(Yahoo! JAPAN IDはこちらから取得できます)
厚さ3cmを超えるものになると私がよく使うのは定形外普通郵便になります。
意外と知らない人も多いのですが、箱に入ったものや筒状の物でも、大きさと重さの要件さえ満たしていれば定形外普通郵便で送れます。
そして安いのに届くのは早いです。私の住む近畿圏から送っても、北海道や沖縄へ2~3日で届くのは、さすが郵便局といった感じです。
ただし、追跡番号はついていません。
追跡番号(特定記録)をつけるには別途160円かかります。
しかし私の経験では、定形外普通郵便で荷物が行方不明になったことは1万回の取引に1回あるか無いかという確率ですので、高額商品(1万円以上)でなければ、私は結構使っています。
もちろんここは各人の考え方ですが。
定形外普通郵便で送ることのできない物は「はこBOON」をよく使います。
はこBOONは荷物のサイズではなく重さで料金が決まるので、ぬいぐるみなどの重くは無いけれど大きさのある商品にはとても便利です。
ただし集荷が無いので、自分で持ち込む必要があります。
あと、クリックポストと同様にYahoo! JAPAN IDが必要です。
大きさと重さのある商品では「ゆうパック」をよく使います。特に北海道、沖縄、離島などの遠方はゆうパックは届くのが早いという印象があります。
郵便局との特約は最強!

発送方法についてですが、私が最もよく使っているのは実は「ゆうメール」と「ゆうパック」です。
ゆうメールもゆうパックも一般的にはそれほど安く無いのですが、郵便局と特約を結ぶことでかなり安くしてもらっています。
今回のブログ記事を書くにあたり、郵便局との特約について検索してみると、「最近はかなり難しくなったのでまず無理」という意見をチラホラ見かけましたが・・・
諦めずにチャレンジしてみてください。
断られても別に構わないので。
「リスクの無いことはやってみる」のが一番です。(私のモットーです^^)
私の場合、最初は結構高い料金を提示されたのですが、一度断って帰ってもらったらこんどはかなり安い料金を提示してもらうことができました。
はこBOONの料金表を見せて、「それでは話にならないので結構です」って断ったのが良かったのかも知れません(笑)
送料の差は非常に大きいので、ぜひやってみてください。
もしダメだったとしても、数か月あけてまたチャレンジすることもできますしね!
amazonの輸送箱要件に注意!(FBA)
FBA発送の場合は、発送に使う箱の大きさ等に規定があるので注意してください。
箱の大きさは、小型・標準サイズ商品で50×60×50cm以内かつ重さは30kg以内です。
特に大きな商品(50×60×50cm以内より大きいまたは30kgより重い)の場合は輸送箱のサイズに規定はありませんが、重さは40kg以下となり、商品1点につき1輸送箱になります。
また、段ボール箱は商品名や数量が明記されていたり、関係ないラベルが貼られていたり、自分で大きさなどの加工を加えた箱は受領不可になります。
私は一度、箱がしっかり閉じなかったので、自分で箱の上から別の段ボール紙を貼って送ったところ、見事に着払いで戻ってきたことがあります。
往復送料が無駄になった上に、商品の販売機会も逃し、非常に痛手を受けました。
皆さんも注意してくださいね。
輸送箱要件について詳しくはこちらを確認してください。
商品に同梱したい挨拶文(自己発送)
さて、ここから先は私が独自でやっていることなのですが、自己発送の場合は納品書に加えて下のような挨拶文を同梱しています。
この挨拶文を添える目的は3つあります。
- 万一不具合があった場合に悪い評価を入れられるのを防ぎ、メッセージをもらうことできちんと対応できる。
- 評価をもらえる確率が高まる。
- 丁寧な印象を与える。
FBAを使って発送した商品は悪い評価がつく割合が非常に少ないのですが、そのかわり評価を入れてもらえる割合も少ないように思います。
注文者からしたら、amazonから機械的に送られてくる印象を持つからかも知れません。
その点、自己発送は出品者自身で発送するので、評価をもらうチャンスです。
実際、他の出品者の方と話した時にわかったのですが、私は他の出品者に比べると評価をもらっている割合がとても多いようです。
それはこの挨拶文の効果だと思います。
そして、不具合があった場合もメッセージから連絡をもらうことができるので、きちんとした対応をすることで、逆に良い評価につながっています。
ぜひ、挨拶文を同梱するようにしてみてください。
まとめ

お疲れ様でした!
以上が、梱包から発送までの流れになります。
何度も言うようですが、梱包と発送をいかにきちんとこなすかで、評価が大きく違ってきます!
評価はとてもとても重要ですので、梱包は丁寧に、発送は迅速に、顧客対応は心を込めてきちんと行うようにしてくださいね。
一件一件の注文をしっかりとこなしていくことで、3か月後、半年後、1年後に高評価がたくさん集まっていたら、それは大きな財産になります!
では、次回からは仕入れのコツや販売価格の付け方など、より実践的な戦略を解説していきます!
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