介護せどらーミント!

エプロン姿の女性

こんにちは!電脳せどらーミントです。

約2か月ぶりの更新になります^^;

この間、個人的にもamazon的にもめちゃいろんなことがありました。
ありすぎでした(笑)

今回は久しぶりの更新ということで、近況報告な記事を書きたいと思います。

母が手術のため入院

病院

私には86歳になる母がいます。
3年前に父が亡くなってからは、近所に住んでいる私が通いで母の身の回りの世話をしてきました。

そんな母が肩関節の手術のため入院したのは、8月27日のことです。

医者の話では「約1ヶ月の入院で済む」とのこと。
そして、「高齢者でも負担が少ない」ということなので、手術に踏み切りました。

私としては「一か月間楽が出来るし、母の肩の痛みも取れたら一石二鳥♪」

てな感じで、軽く考えていました。

amazonの規約改正

そんな中、突然襲ってきた、amazonの規約改正。
私がその事実を知ったのは、9月12日でした。

この改正は、せどりに関わる人なら皆さんご存知だと思います。

いくつかの改正点がありましたが、私にとって大きな打撃となったのは・・・

「個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品」が、amazon内で新品として販売できなくなったことです。

主にヤフオクやメルカリで仕入れた新品商品を販売している私としては超打撃。

しかし禁止されたのはあくまでも「新品」としての販売です。
中古品なら今まで通り販売できます。

考えた末、以下の2つの路線に変更することにしました。

  1. 個人から仕入れた新品商品をamazonで「ほぼ新品」として販売。
  2. 中古品として売れやすい商品を仕入れてamazonで販売する「中古せどり」。

普通な考え方ですよね^^

下手に抜け道を模索すると、結局amazonとのイタチごっこになるだけなので、そういう結論にいたりました。

中古品も新品も、商品検索や販売のノウハウなどの基本は同じです。

必要になるのは、「中古品として売れるかどうかの見極め」と、「商品撮影」くらいでしょうか。

幸いネットショップをやっていた経験があるので、商品撮影のポイントはわかります。

母が入院している間にamazonの規約改正があったのはある意味ラッキーと考えて、路線変更の準備期間にあてようと思いました。

母が転倒!!

ないわ~!の顔

母の手術は無事成功し、順調すぎるほど順調に回復していったのですが・・・

手術が終わって約2週間が過ぎた9月13日早朝のことです。

母が病室内で転倒して、腰を強打してしまいました。

検査の結果、「骨に異常はないので、心配ありません」とのことでしたが、なかなか良くなりません。

打撲を軽く考えていましたが、高齢者には本当にキツイです。

おそらく、脊椎の変形などの要因がもとからあって、それが打撲によって悪化したのだと思います。

寝るのも起きるのも座るのもひどい痛みが伴うようになり、私は病院にほぼ一日中つきっきりとなりました。

作戦は大失敗!

入院中は楽ができるどころか、仕事はおろか家事さえも満足にできず、毎日ヘトヘト・・・

amazon規約改正によって、せどりの路線を変更しようと決意した矢先の出来事でした。

母の退院

母の容態はまだまだ退院できるような段階では無かったのですが・・・

腰の痛みのせいか、転倒のショックもあってか、母は全くご飯を食べなくなってしまいました。

高齢者の場合、食欲不振が「死」に直結します。
母は短期間にめっちゃ痩せました。かなりやばいです。

やはり病院という環境が良くないのかも知れません。
環境が変わったら食欲も戻るかも・・・

病院側のすすめもあり、退院することになりました。
正直、病院にいても痛み止めの処方しかできませんし。

しかし自宅に帰ると、24時間体制で私が介護することになります。

それは無理ということで、少し状態が良くなるまで病院の隣りにある「ショートステイ」(介護の必要な人を短期間預かってもらえます)に入所することになりました。

「家に帰りたい!」の電話攻撃

電話

母は、10月4日に退院後、そのままお隣のショートステイに入所しました。

ところがところが・・・

毎日毎日携帯電話で、「もう帰りたい。迎えに来てくれ」と電話してきます。

一日に一回や二回じゃないですよ。

「もう少し良くなったら帰れるから、ちょっと我慢してね」と言って電話を切っても、またすぐかかってくるんです。

これには参りました。

携帯電話の電源を落として、家の電話の回線を抜いたらやっと安心出来る感じです。

しばらくしてから携帯の電源を入れてみると、数十回電話が掛かってきていたのがわかります。

私もそこまでメンタル強くないので、頭がおかしくなってきました。
時おり、「死んだ方が楽かな~・・・」って頭をかすめるほどに。

母の帰宅

車椅子でバンザイするおばあちゃん

結局私の根負けです。トホホです。

ショートステイ作戦も1週間で失敗し、10月12日に母は自宅に帰ってきました。
入院したのが8月27日だったので、約1か月半ぶりの帰宅です。

しかし、まだ一人でトイレも行けないんだよぉ~(汗)

24時間つきっきりではいられないので、昼間(9時~15時)はデイサービスに行ってもらうことにしました。

夜は母のベッド脇の狭いスペースに布団を敷いて寝ます。

そして、週に一度はショートステイにお泊りに行ってもらいます。

まだまだ腰の痛みが強く、夜中に5回も6回も起きてはトイレに行きますし、起こしたり、支えてトイレに連れて行くのも大変(汗)。

睡眠不足と腰痛でこっちがダウンしそうになってきたので、介護環境を整えることにしました。

ミントの介護作戦!

母の部屋の隣には父が使っていた部屋があるのですが、間が壁で仕切られているため、父の部屋で寝ると母の様子がわかりません。

で、仕方なく母のベッド脇で小さくなって寝ていたのですが、母が夜中に起きるたびに布団をまくりあげないと歩く場所も無いような状態。
こんなとこで熟睡できるわけがありません。

そこで、私は父の部屋に寝て、母のベッドにはナースコールボタン(!)を付けることにしました。

ナースコールボタン♪

ナースコール

ボタンを押すとこちらの機器が鳴ります。

これはかなり使えます!
プラグイン・ワイヤレス コールチャイム LCW300」という商品で、amazonでなんと1,473円!(この記事を書いている時点の価格です。)

上の緑のボタンがついた方を母のベッドにストラップで取り付け、下は隣室のコンセントに差し込むだけ!

母がボタンを押すと、いい音で「ピンポーン♪」とチャイムが鳴ってくれます。

これで私は隣室でゆったりと眠ることができます!(夜中に起こされるのはしかたないけどね)

あと、母のベッド脇にはポータブルトイレを設置しました。ポータブルトイレ

こんなやつです。なんとシャワー機能付き!価格は10万円くらいします・・・

しかーし!

ありがたいことに介護保険があるのでかなり安く購入できました。
母はシャワートイレ必須な人なので助かります。

これで母を支えてトイレまで歩かなくても済むようになって、私も大助かりです。

もともと凝り性な私なので、こんなことをやりだすと何故かテンションが上がっていきます。

父の部屋を私が使いやすいように模様替えし、自宅の物置きからパソコンラックを持ってきて、ノートパソコンを設置しました。

母の家の布団で寝ていると腰が痛いので、ネットでちょっと良さげなマットレスを購入したり、光回線をひいたり・・・

実は昨日やっと光回線が繋がって、気分が上がってきたところなのです(笑)

背中を押してくれたのは。

メール

なんだかんだやってるうちに、ヨタヨタな足取りではありますが、母は一人でトイレに行けるようになっていました。
ご飯も少しずつ食べられるようになって、顔も心持ちふっくらとしてきたように思います。

この2ヶ月間、「せどりどころじゃないよー・・・」という状況の中、背中を押してくれたのはブログを読んでくださっている方達からのメールでした。

せどりの手法についての質問であったり、コンサルをしてほしいという要望であったり、そんなメールを読ませていただくたびに「何とかがんばらなあかんなー」と思いました。

これからもまだしばらくは母の家に寝泊まりしながらの生活が続きますが、今やっと少し落ち着いてきたところです。

メールを下さった皆さん、本当にありがとうございました!

ちょっとまだ時間がかかりそうですが、状況が整ったらまた教材も作りますよー。

介護せどらーミントの今後

プラン

さて、電脳せどらーというよりほぼ「介護せどらー」になったミントの今後について考えました。

そもそもが「あかんたれ(関西弁でダメ人間?)」なので、目標をしっかり定めないとすぐにメゲちゃうのです。

  1. せどりの方向性としては最初にも書いたように、「ほぼ新品」と「中古品」を販売します。
  2. ブログではせどりの経過報告や、仕入れ方法、仕入れて売れた商品などの情報を発信します。
  3. それらのノウハウをまとめて教材を作ります。

がんばりましょ♪

おわりに

今回の騒動を経験して強く感じたことがあります。

何かで頭がいっぱいになると、それしか見えなくなってどんどん袋小路に入ってしまいます。
母の介護でパツパツなった私も、すっかり周りが見えなくなってしまいました。

そんなある日ふと思ったんです。

「このまま母が死んでしまったら、私には何が残るのかな?」と。

母はたぶん私より先に逝きます。
その時、何も残らない燃えカスのような自分になってはいけないと思いました。

介護をしているのは私だけど、私には他にもすべきことがたくさんあります。

せどりをするのも、ブログを書くのも、家事をするのも私です。

何かにつまずいた時、そして逆に超うまくいってる時も、それを全てとせずに他の顔も持ちましょう。
ほんの少しの時間でもいいから、他のことをする時間を持ちましょう。

違った顔を持つことが、行き詰った時の自分自身を助けてくれます。

私の場合はそれが「せどり」や「ブログ」でした。

自分を追い詰めずに、今日もぼちぼちやりましょうね♪

なんか変なまとめになっちゃったけど、これからもよろしく~です!

2 件のコメント

  • 自分も母と92歳まで一緒にいました。
    88歳ぐらいの時直腸がん手術しましたが、
    幸いボケはなく、車椅子で移動する時だけしか
    世話はかからなかったのが幸いでした。
    誰でも老後はやってきます。世話は子供の義務ですから
    やっててよかったです。
    いつも買うとは限りませんが、どんな品物があるかぐらい
    メールしてください。Amazonはよく利用してますので。

  • コメントいただき、ありがとうございます。
    お母様の介護、大変でしたね。
    介護の大変さはやった者しかわからないと言いますが、本当にお疲れ様でした。

    amazonをよくご利用いただいているとのことで、ありがとうございます。
    私が扱っているのはホビーおもちゃ関連やパソコン周辺機器などが多いです。

    今後ともよろしくお願い申し上げます。

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