【amazon出品方法】初心者でもすぐ解る!便利な小技やコツもあり。

こんにちは。電脳せどらーミントです。

前回は「amazon出品アカウント登録方法」としてアカウントの登録からセキュリティ強化のための「2段階認証の設定」までを解説しました。
今回はその続編として、商品を登録してみましょう。

商品を登録するためには、商品が売れた時にamazonからの売上金が入金される「銀行口座情報」を登録する必要があります。

ではまず、銀行口座情報の登録方法を説明していきます。

銀行口座情報を登録する

amazonのセラーセントラル画面にログインしてください。
右上の「決済情報という文字の下、「入金方法情報を確認」をクリック。セラーセントラル

 

銀行口座情報の入力画面に切り替わるので、上から順に必要事項を入力してきます。

銀行番号や店番がわからない場合はこちらで検索できます→銀行コード検索

口座名義人の入力は少し注意が必要です。
口座名義人は大文字英数または半角カタカナ、スペースも半角、で入力してください。
全て入力したら下の「送信」ボタンをクリック。

銀行口座登録

 

これで銀行口座情報が登録されました。

amazon出品方法【自己発送/FBA発送】共通

パソコンを使う女性

amazonでは、注文が入ったら出品者が自分で商品を発送する「自己発送」と、amazonが発送を代行する「FBA発送」で出品手続きの方法が異なります。

「FBA発送」の出品方法には「初めからFBA発送として出品する方法」と、「いったん自己発送として出品してからFBA発送に切り替える方法」がありますが、今回は、いったん「自己発送」として出品してから「FBA発送」に切り替える方法を紹介します。

(私自身この方法をとっていますし、こちらの方が理解しやすいと思うからです)

また、大口出品も小口出品も出品方法は同じです。

では早速出品してみたいと思います。
前回の記事で例に出した古本を出品してみましょう。

まず、セラーセントラル画面の左上「在庫」にマウスを当てると下にリンクの一覧が出るので、「商品登録」をクリック。出品方法01

 

商品登録画面が現れます。入力窓に本の背面に書かれているISBNコードを入力し、検索ボタンをクリック。ISBNコード

 

検索結果が表示されました。
この商品で間違いなければ「出品する」をクリック。検索結果

 

商品情報を入力する画面になります。
下の画像で、右側の赤枠で囲んだ部分をクリックして「詳細表示」に切り替えます。

次に、コンディションを選択します。

どのコンディションを選ぶかについてですが、amazonにはコンディションのガイドラインがあります。
商品種別に細かく規定されていますので、あなたの出品したい商品に関するガイドラインを確認するようにしてください。

今回は中古本なので「本のコンディションガイドライン」を確認しました。
「使用されているが、非常にきれいな状態の商品。ページも完全な状態で、書き込みや線引きがない商品。背表紙にも傷がない商品。」
こちらに該当するので、「中古-非常に良い」を選択したいと思います。

コンディションの選択窓をクリックするとプルダウンでコンディションを選べるようになるので、商品の状態を選んでクリック。商品情報入力画面2

 

画面の表示を詳細表示に切り替え、商品のコンディションを選ぶことで、下の画像のように、入力項目が増えました。

下の画像はは小口出品の場合ですが、大口出品だと下の画像の項目に加えて、「ギフトラッピング」のチェックボックスや「amazonポイント」の設定があります。
①から順に入力項目について解説していきます。商品情報入力画面3

 

①出品者SKU

SKUを振る

「出品者SKU」とは出品者が商品ごとに振る番号のことです。
何も入力しないとシステムが自動で番号を割り振ってくれるので空欄でも構いませんが、SKUは自分で設定するのがオススメです。

さて、ここからはSKUを付ける時のコツになります。

この商品は「いつ」「どこから」「何円で」仕入れたのか?といった情報がパッと見てわかると便利ですよね。

SKUを付ける時に、それらの情報を入れておくようにしましょう。

例えば、「2017-05-01-y-200」これは、「2017年、5月1日に、ヤフオクから、200円で仕入れた」このような意味になります。

ただし、自己発送の場合は、納品書にSKUが記載されてしまうので、「仕入れ値」については少し工夫が必要かも知れません。

「200円」で仕入れたら、逆から書いて「002」とするとか、関係ないアルファベットなどを仕入れ値の前後に割り付けるとか・・・

SKUについてはいろいろと工夫していただければと思います。

また、amazonでは同じ商品を仕入れた際には同じSKU番号を割り振るのが基本になっているようですが、せどりの場合は仕入れるたびに仕入れ値や仕入れ先が異なるので、それではSKUを見ても情報がわからなくなってしまいます。

同じ商品であっても、出品ごとに違うSKU番号を割り振るようにするのがオススメです。

②出品者SKU画像

カメラ

新品の場合は、画像掲載の欄はありません。

中古品に限り、出品する商品の写真を6枚まで掲載することが可能です。
中古品の場合、説明文だけではなかなか状態が伝わりにくいので、できるだけ写真を掲載するようにしましょう。

写真撮影は面倒ですが、丁寧に撮影した写真を掲載することで、他の出品者との差別化が図れます。
amazonの商品ページには、中古品でSKU画像を掲載できるにもかかわらず、ほとんどの出品者は画像無しで出品しています。

商品を売ろうと思ったら、ライバルのやっていないことをするのが一番です。

「百聞は一見に如かず」と言いますもんね。
全くその通りで、しかも高額商品ほどその傾向があります。
面倒でも写真を添えて出品するようにしましょう。

また、せっかく写真を撮影するのなら綺麗に撮ってください。
ピントのぼやけた写真や、背景に関係ない物が写っている写真をたまに見かけますが、信頼を損ないます。

スタジオまでは準備できなくても、綺麗な床や壁を背景に、しっかりとピントのあった写真を撮影するようにしましょう。

SKU画像の掲載方法は簡単です。
ファイルを選択というボタンをクリックすると、パソコン内のフォルダが表示されますので、画像を格納しているフォルダに移動し、掲載したい写真を選択します。

6枚選んだ状態が下の画像です。「削除」をクリックすると該当の写真を削除できます。

 

写真を掲載したamazon商品ページは下のような感じになります。
写真を掲載することで他の出品者よりも目立たせることができました。
(価格や説明文は仮に入れただけなので参考にはしないでくださいね。)
商品掲載ページ

 

写真をクリックすると下の画像のように拡大され、6枚全ての写真が表示されます。
amazon商品ページ拡大

 

③販売価格

プライス

③の窓の上に「¥178+¥257 配送料」と記されていますが、これは「現在の最安値が178円で、送料は257円」という意味です。
仕入れ値、他の出品者の価格などを参考に販売価格を決め、入力してください。
(なお、大口出品の場合はここでamazonポイントの設定もすることになります。)

「最低価格に一致」というボタンをクリックすると、文字通り最低価格の出品者と同価格に変更されます。

最低価格は確かに重要ではありますが、価格は安くすれば良いといったものではありません。
コンディション、発送方法(FBAまたは自己発送)、発送までの所要日数、在庫数など、価格を決める際に注目すべきポイントがいくつかあります。

それらを考えに入れて価格を決めるようにしてください。
価格の決め方についてはまた別記事でも詳しく解説します。

④コンディション説明

コンディション

商品の状態を「コンディション説明」の欄に入力します。
例えば中古本であれば、カバーの有無、落書きの有無、汚れなどについてです。

さて、ここからはコンディションを入力するコツになります。

商品状態以外にも、自己発送なら「注文から発送までの所要日数」、「発送方法」などを、FBA発送なら、「amazonから送るので安心」とか、「初期不良等はAmazonにて対応」などを書き込むようにしましょう。

コンディション説明欄は、商品ページを見てくれている人にアピールできる非常に重要な箇所なので、工夫して入力するようにしてください。

また、コンディションを記入する際には、あらかじめテンプレートを作っておくと便利です。

テンプレートは、発送方法(自己発送またはFBA発送)、商品種類(本、CD、家電など)、コンディション別(新品、中古-ほぼ新品、中古-非常に良い、中古-良い、中古-可)などで作成し、それらを組み合わせて使用します。

厳密に作りすぎても面倒ですので、そこは好みでいろいろ試してみてください。

⑤在庫

在庫在庫欄には、持っている在庫数を入力します。
※FBA発送の場合は、「0」と入力してください

在庫数の入力には少し注意が必要です。
新品の場合は同じものが2つあると「2」と入力すればOKですが、中古品の場合は「同じ商品名でコンディションも同じ」なのが同じ商品という意味になります。

商品が売れると、自動で在庫数は減っていきます。

⑥フルフィルメントチャネル

フルフィルメントチャンネルとは発送方法の違いのことです。

商品が売れた時に出品者が自分で発送する商品は上のラジオボタン、amazon FBAから発送する商品は下のラジオボタンを選択するようになっています。

しかし、FBA発送の場合も、上のラジオボタンを選択するようにしてください。
(いったん自己発送として登録し、後でFBA発送に切り替える方法を取ります)

保存して終了

最後に、一番下にある「保存して終了」というボタンをクリックすれば、出品は完了になります。

自己発送の場合はここまでで出品は完了です。


FBA発送の場合は引き続き作業があります。

amazon出品方法【FBA発送】

郵便局のトラック

さて、ここからはFBA発送の場合のみ、必要な作業となります。

これまでのポイントをおさらいしましょう。

ポイントは下の2点です。

  • 在庫数を「0」で出品する。
  • 最後にあったフルフィルメントチャンネルのラジオボタンを「出品者在庫」にする。

こうすることで、出品はしているけれど在庫数は「0」なのでamazonの商品ページには表示されていないという状態になっています。

「FBA発送」では、商品をある程度まとめてamazon倉庫(FBA)に送ります。
ですので、出品したい商品を全て、在庫数「0」で「出品者在庫」として登録しておいてください。

※補足

2017年12月31日まで、amazon倉庫(FBA)への送料は「小型~中型商品」で10点以上、「大型商品」で1点以上を着払い送料無料で送ることができます。

ですので、10点以上(大型商品なら1点以上)まとめて送るのがオススメです。

ただし、送料無料で送るためには個数以外にも「FBAの納品先指定オプションを利用中ではないこと」という条件もあるので、注意が必要です。

詳しくはこちらをご確認ください。

 

では、次の章では、「出品者在庫」として入力された商品を、「FBA在庫」に変更する方法を解説します。

amazon出品方法-出品者在庫をFBA在庫に変更する

まず、セラーセントラルにログインし、在庫にマウスを当てると下にリンクの一覧が出るので、「在庫管理」をクリック。

セラーセントラル画面2

 

すると在庫管理画面に移動します。
入力した商品は全て在庫が無い状態になっています。
(今回、SKUは自動で割振られたものを使用しています)

在庫管理画面

 

FBA在庫に変更したい商品の左端にあるチェックボックスを全てクリックして、チェックを入れる。

在庫管理画面2

 

左上にある、「選択中の●●商品を一括変更」をクリック。
(●●にはあなたのチェックした商品数が表示されます)

在庫管理画面3

 

リンクの一覧が出るので、「Amazonから出荷」を選択してクリック。

在庫管理画面4

 

「●●件の商品に対し、Amazonから出荷を選択しました。続行しますか?」
というメッセージが出ます。「はい、続けます。」をクリック。

在庫管理画面5

 

FBA利用を開始する

初めてFBAを利用する場合は下のような画面が出るので、確認します。
一番下のチェックボックスにチェックを入れ、「フルフィルメントby Amazonの利用を開始する」をクリック。

FBA在庫確認画面

 

在庫を納品する

下のようなページに移動したら、一番下の、「在庫を納品する」をクリック。

FBA在庫確認画面2

 

「商品ラベルが不要な混合在庫」と書かれたページに移動します。
下側のラジオボタンを選択して「選択した内容を確認」をクリック。

ラベル添付確認

 

下のような確認画面に移動するので、右下の「選択内容を確認」をクリック。

確認画面

 

『「Amazonから出荷」に変更する』と書かれたページに移動します。
赤枠で囲んだ「重要なメッセージ」にはFBA在庫に関する大切な事項が書かれているので、必ず読むようにしてください。

amazonからの出荷に変更する商品の一覧が出ているので、確認したら右下の「納品手続きに進む」をクリック。

確認画面2

 

納品元を入力する画面になるので、必要事項を入力し、「この住所から納品」をクリック。

住所入力画面

 

数量を入力する画面になるので、FBA在庫に送りたい商品の数量を全て入力し、「続ける」をクリック。

数量入力画面

 

下のようなページに切り替わるので、右下の「続ける」をクリック。

納品の準備

 

ラベルシールを印刷

ラベル印刷をするページに移動するので、「ラベル印刷」をクリック。
ラベル印刷1

 

ブラウザの左下を見ると、products.pdf というファイルがダウンロードされているのがわかります。
products.pdf の文字をクリック。

ラベル印刷2

 

ラベルシールを印刷する画面が開きます。(表示画面はパソコンの設定によって多少異なります)

プリンターにラベルシールをセットし、右上のプリンターのマークをクリックしてラベルシールを印刷します。
ラベルシールは個々の商品に貼ります。
(ラベルシールについてはこちらの記事で解説しています)

ラベル印刷3

 

納品を作成する

ラベルシールの印刷が終わったら、セラーセントラルに戻り、「続ける」をクリック。

下のようなページに移動したら、「納品を作成する」をクリック。

納品の確認

 

「納品作業を続ける」をクリック。

納品の準備2

 

下のようなページに移動します。
「2.配送」の項目で、「配送方法」は「標準配送」のラジオボタンにチェックが入ったままでOKです。

「配送業者」は「FBAパートナーキャリア」か「他の配送業者」を選択します。

ここでは「FBAパートナーキャリア」を選びます。

発送準備

 

少し下にスクロールすると、箱の数を選択する窓があります。
ここでは箱1個で送るので、「輸送箱数【1個】」を選択します。

箱数選択

 

箱の数を選択すると、下に箱の重量と寸法を入力する窓が出るので、計測して数値を入力してください。(下の数値は例として入力したものです)
(なお、FBAでは箱の大きさ等の規定があります。詳しくはこちらを確認してください。→ 輸送箱(個口配送)の要件

箱サイズ入力

 

箱の重量とサイズを入力したら下へスクロールし、「確認する」ボタンをクリック。
すると、「入力値の確認ができました」という緑の文字が出るます。

次に、左下の「計算する」をクリック。

確認、計算

 

下のような表示が出るので、チェックボックスをクリックし、「請求額を承認」をクリック。

請求額の承認

 

配送ラベルの印刷

「配送ラベルを印刷」をクリックすると、「package.pdf」がダウンロードされるので、「package.pdf」をクリック。

配送ラベル印刷

 

配送ラベルを印刷する画面が開くので、右上のプリンターマークをクリックして印刷する。
(表示画面はパソコンの設定によって多少異なります)

配送ラベルPDF

 

印刷して出てくるのは、下の2枚の配送ラベルになります。
左側は箱の上に貼り付けます。
右側の着払いと書かれた紙は郵便局で局員に渡すと、控えの部分を切り取って返してくれます。

なお、2017年12月31日までのFBAパートナーキャリアの送料が無料になる期間は、郵便局に集荷を頼むことができないので、郵便局へ荷物を持ち込む必要があります。

配送ラベル

納品の完了

 

右下の「クリックすると納品が完了します」をクリック。

納品完了

 

このようなページに移動します。
実際に出荷が完了したら、「出荷済みとしてチェック」をクリックすると「発送済み」という表示に変更されます。

納品完了

 

以上で、FBA発送のamazon出品手続きが完了しました。

amazon出品方法-まとめ

まとめのノート

お疲れさまでした!
非常に長くなりましたが、amazonの出品方法がおわかりいただけたでしょうか?

特にFBA出品は長くて面倒に思われるかも知れませんが、実際に何度か行ってみると同じことの繰り返しですので、案外簡単にできるようになると思います。

大切なポイントは、本文内にも書きましたが、

  • 中古品はしっかりとした写真を掲載する。
  • コンディション説明で、商品の状態、梱包方法、発送までの日数などをアピールする。

以上の2点をしっかり抑えていない出品者はとても多いです。

「他の人がやっていないこと」は差をつけるチャンスです!

写真の方は、中古品を中心に扱っている方は全て掲載するのは無理だとしても、高額商品を出品する時や価格以外で他の出品者と差を付けたい時は、是非写真を掲載してください。

コンディション説明は、商品のコンディションだけを説明していたのでは非常に勿体ないです。

例え新品でも、「付録付き!」とか「未開封!」とかアピールしましょう。

また、いかにきちんと梱包しているかや、便は何を使うのか、決済方法、何日で発送できるかなど、自分が注文者だったら何を知りたいか考えて、情報を端的に書き込みましょう。

以上、参考にしていただければと思います。
次回の記事では、出品の次に必ず行う、「梱包から発送まで」を解説します。

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