ネット売買トラブルのリスクと責任

リスクと責任

こんにちは。電脳せどらーミントです。

インターネットの普及により、実店舗を持たなくても誰もが気軽にネット売買を行えるようになって、かれこれ10年以上が過ぎました。

最近ではオークションやフリマサイトを利用することで、ますます参入が容易になっています。

しかし、容易に参入出来るということはトラブルも多く発生します。

皆さんの中にも、ネット売買を行った際にトラブルになったという経験をお持ちの方がいらっしゃるのでは無いでしょうか?

ネットを利用した個人売買が盛んな今の時代、私達はちょっとした意識改革が必要なのかも知れません。

今回の記事では、ネット売買を行う際に私達はどんな心構えを持てば良いのか?

様々な例を交えながら私の考えを述べてみたいと思います。

電脳せどりからは少し離れた話題になりますが、ネット売買を行う上で避けて通れない大事な部分です。

これまであまり深く考えたことの無かった人はちょっと立ち止まって考えるキッカケに。

また、どう捉えて良いかわからなかった人には、ひとつの意見として参考にしていただけると幸いです。

ネット売買経験談「残念なお客様」

電話で困ってる女性

もう10年近く前ですが、私が楽天市場に出店していた頃の話です。

一本の電話がかかってきました。

女性「オタクの商品の○○○を電話で注文したいんだけど」
私 「申し訳ありませんが、当店では電話注文は承っておりません」
女性「どうして?!電話で注文しても同じことでしょ?」
私 「恐れ入りますが、ご注文は楽天市場のカートから頂けますでしょうか?」
女性「なにそれ?!いいじゃないの。私はお客様よ!」

かなり強引な方でした。
結局はお断りしましたが・・・

この件で私が考えたのは以下の3点です。

  1. 当然ですが、いかにお客様でも無理なものは無理です。
    この場合だと、電話注文出来るお店を探して頂くしかありません。
  2. 基本的には、出品者と購入者は商品を介して取引をしているわけで、どちらが上でどちらが下でもありません。
    もちろん販売者側は社会的な責任があるのできちんと対応するべきですが、この方は基本を勘違いされているように思いました。
  3. そもそもこの方は果たしてお客様なのでし
    ょうか?ただ電話をかけてきただけで、何も買っていません。
    一体どこからがお客様なんだろう・・・と、考えてしまいました。

昔、「お客様は神様です。」という歌のセリフがありました。

お客様を大切に思う気持ちは素晴らしいです。

しかし、お客様と販売者である以前に「人対人」なんです。

その当たり前のことを忘れている、残念な人がいるんですよね。って話です。

ネット売買の素朴な疑問「普通郵便やメール便は、届く保証が無いの?」

郵便物

「定形外普通郵便等、保証のない発送方法を選ばれた場合は、配送中の事故や紛失の責任は負えません」

このような文言をネット売買のサイト(特にオークションやフリマサイト)でよく見かけます。

「保証」と「補償」の意味は混合されやすいのですが、

「保証」とは、「ちゃんと届けます。」という約束です。

当然ながら、普通郵便であろうが、メール便であろうが、届く保証はあります。

届く保証が無かったら配送業者として成立しません。

では「補償」はどういう意味でしょう?

「補償」とは、損害賠償のことを指します。

この場合正しくは、

「定形外普通郵便等、補償のない発送方法を選ばれた場合は、配送中の事故や紛失の責任は負えません」
と書くべきなのですね。

ネット売買のトラブル「商品が届かない!」責任の所在は?

!?マーク

さて、言葉の使い間違いの件はともかくとして・・・

ネット売買に個人が参入しやすくなり、比較的安価な商品の取引が増えた結果、普通郵便などの手軽な発送方法で商品が送られてくることが増えました。。

そりゃそうですよね。300円の商品を送るのに送料が1000円かかっては売れにくくて当然です。

しかし普通郵便等の発送方法は安価なかわりに「補償」がありません。

「補償」の無い発送方法で送った場合、万一の事故があった際、責任はだれにあるのでしょう?

「その発送方法を自分で選んだんだから、購入者の責任でしょ」

そうかも知れません。もう少しお金を出して、補償のある発送方法を選べば良いのですから。

しかし私はその考え方に違和感を覚えるのです。

ネット売買のリスク「物を売って利益を得るということ」

支払う人

ネット売買に限ったことでもありませんが、販売者は商品を仕入れた価格よりも高く売って利益を得ます。
それって考えようによっては随分と虫の良い話ですよね。

お客様に高い価格で購入していただいて儲けようとするからには、それ相応のリスクがあって当然だと、私は思うんです。

お金をもらうからには、ちゃんと届けてなんぼです。

「それなら配送業者だって、補償無しの配送方法は無くすべきじゃない?」

という声が聞こえてきそうです。

しかし、定形外郵便やメール便などの送料が(最近値上げしてきているとはいえ)いかに安いか。

しかも、補償が無いからといって無責任なことをしているわけじゃないですよ。想像以上にきちんと運んでもらえます。

私自身の経験からいうと、配送事故が起こる確率は1000件に1件あるか無いかです。

当然ですが、補償のある、ゆうパックや宅配便だと事故が起きないかというとそんなことはありません。

たまに誤解されている方がいますが、補償が無いからいい加減に配達して、補償があるから丁寧に扱うなどということはありませんよ。

いやほんと、うまく言えないんですけどね・・・

ネット売買における販売者は、配送業者と協力しあってお客様に良い商品とサービスをお届けするのが仕事です。

ただ単に商品だけを販売しているのではなく、「商品+配送サービス」を販売しています。

お客様から見たら、販売者も配送業者も同じ仲間です。

お客様が補償の無い配送方法を選んだからといって「それって届かなくても知らないからね」という態度を取るのは配送業者に対して失礼だし、何より販売者としてのプライドは無いのかなぁって感じるんですよ。

その配送方法で送るということを選んだのはお客様かも知れませんが、承諾したのは販売者です。

販売者の気持ちの中には「売りたい」「儲けたい」という欲があるから承諾したんでしょう。
責任が持てないなら、断固として断るべきです。

リスクは避けて、商売の美味しいところだけ享受しようという性根が私は気に入らない。

そして、購入者にもリスクはあります。

家の近所の市場で買い物しているなら、販売者の素性もわかっています。

しかし海の者とも山の者とも知れない販売者を信頼して買ってくださっているのだから、そこは「大丈夫!責任もって届けます。万一のことがあっても、うちが責任を持ちます。」

と、潔く言えないものかねぇ。その方がかっこいいじゃない?

とは言っても・・・

私の考え方が古すぎるのかも知れないです。

メルカリなどのフリマを覗いてみると、一般の方たちが気軽に出品しています。
そこでこんな持論をぶちまけても「は?」と言われるのがおちでしょう^^;

「定形外普通郵便等、補償のない発送方法を選ばれた場合は、配送中の事故や紛失の責任は負えません」

このように明記して取引を行うのが今時なのでしょうね。

それは良いとしても、万一の事故があった時には補償(損害賠償)は無理でも、きちんと最後まで責任を持って誠意のある態度で購入者に接してもらいたいものだと思います。

間違っても「普通郵便やメール便なんて届くか届かないかわからないもんですよ」みたいなことだけは言わないようにしましょうね。




ネット売買の購入者へ「ちょっとアドバイス」

さて、蛇足になりますが、万一普通郵便で送ってもらった荷物が届かない場合は、必ず郵便局に追跡調査をしてもらってください。

▼郵便物等が届かないなどの調査のお申出
https://yubin-chousa.jpi.post.japanpost.jp/omoushide/top.do

誠意のある出品者なら、何も言わなくても追跡調査の依頼を出してくれると思いますが。

もし出品者が拒否する場合は、受取人である購入者側から郵便局に申請することも出来ます。

なぜ追跡調査にこだわるかというと、郵便局員が差出人に直接会って調査してくれるからです。

中には発送をしていないひどい出品者もいるので、そんな場合にこれは効果があります。

以前メルカリで私が注文した商品が、いつまで経っても届かないことがありました。

その商品は、定形外普通郵便での発送となっていました。

その時は、

  「すみません。まだ届かないので、追跡調査を申請して頂けますか?」
出品者「とっくに出してます。でも見つかりませんでした」
  「では、ネットから確認したいので追跡調査の受付番号とパスワードを教えて下さい」
出品者「それはやぶって捨てました」

やぶって捨てた?何故??

と思って呆れていると、事務局によって取引がキャンセルされました。

これはもしかしたら送っていなかったのかも?と思っています。どう考えても、追跡調査に出したと言うのは大嘘だと思います(笑)

メルカリでの取引だったからここで終了となりましたが、メルカリでは無くても、「追跡調査のため局員が訪問しますのでよろしく」と言えるのは有効な方法です。

ネット売買でフリマといえば!「メルカリの不思議」

シマウマ

ネット売買のフリマといえば、メルカリ無くしては語れなくなりました。

さて、メルカリには「らくらくメルカリ便」という配送方法があります。同じような配送方法で「ゆうゆうメルカリ便」というのもあります。

これらは、出品者と購入者が住所氏名を互いに明かさずに配送することのできる方法になります。

いわゆる、「匿名配送」ですね。

匿名で取引するということは、個人情報はメルカリ事務局だけが握っているというわけですよね?

しかしメルカリの規約を見ると相変わらず、

「ユーザー間の物品の売買の場・機会を提供するもので、ユーザー間の売買契約、出品、購入等の保証等に関しては、すべて当事者ユーザーの自己責任とし・・・弊社は売買契約の取り消し、解約、解除や返品、返金、保証などの取引の追行には一切関与しません。」

と、記されています。

当人同士が匿名で取引をしているのに、自己責任とはおかしくないですか?
もしトラブルになった際、個人情報を握っているメルカリには責任は無いのでしょうか?

そして先にも書きましたが、実際には出品者と購入者がトラブルになると、事務局が取引をキャンセルして来る場合が多々あります。

メルカリ事務局は一体どういう立ち位置にいるのでしょうか?

一切を自己責任とするならば、匿名配送などありえないと思うのですが・・・

そもそも自己責任と言うなら、商品の購入代金を一旦事務局が預かるというシステムからしておかしいのでは?

私は法的なことには疎いのですが、これらに関しては常識的に考えておかしいと思います。

メルカリはギリギリのグレーゾーンなのでしょうか?それとも既に違法なのでしょうか?

もし法律に詳しい方がいらっしゃったら教えていただけると幸いです。

まとめ「ネット売買のリスクと責任」

パソコン2

かつての日本では、物を購入する時はお金さえ支払えばほぼ間違いなくちゃんとした商品を受け取ることができました。しかし現代は、特にネット売買においては、ただ欲しい品物を購入しただけでは、うまくいくとは限らなくなりました。

オークションやフリマでは「評価」というものがあります。

購入する際にも販売する際にも、評価を見極めることが大切です。

また、商品写真や商品説明にも細心の注意を払うことが必要です。

ネット売買は私たちに限りない便利さを提供してくれていますが、相応のリスクや責任も負わなくてはならなくなったと言えるのではないでしょうか。

道を歩けば事故にあうかも知れないリスクがあるように、物を買うのも売るのもノーリスクはありえないのです。

まだまだ過渡期にあるネット売買の世界ですが、負うべき責任を自覚して、できるだけ気持ちの良い取引ができるように精進していきたいと思います。

【せどり失敗談】納品書を入れ間違えて、お父様から大目玉!

2017.08.19

まるで教科書!電脳せどりのトラブル解決方法

2017.08.16

【メルカリでトラブル!】返金までに事務局と交した40通のメール!

2017.06.16

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です