こんにちは!電脳せどらーミントです。
9月にあったamazonの規約変更により、個人(個人事業主をのぞく)から仕入れた商品をamazon内で新品として販売することができなくなりました。
困り果てたせどらーさんも多いと思います。
私自身もいろいろ考えましたが、ここは正攻法で行くことに^^
中古品としての販売なら大手を振っていけますものね!
今回は私が「中古・ほぼ新品」として実際に売った商品を例に、売り方のコツについて解説してみましょう。
参考にしていただけましたら幸いです。
もくじ
「中古・ほぼ新品」ってどんな状態?
amazon内で「中古・ほぼ新品」というのは、例え実質新品でもamazon内では新品として販売できない物を指します。
例えば、、、
- パッケージを開封しているが、使用していない。
- 未開封だが、パッケージに傷がある。
- 全くの新品だが、個人保管していた物。
3番などはつい最近までは新品として販売されていましたが、今回の規約改正後は新品としての販売ができなくなりました。
上にあげた物以外にも、例えば保証書の期限が切れた物だとか、他にもまだまだいろいろあるかと思います。
現在も新品と中古品の判断についてはかなりグレーな部分もありますが、今後はますます境界線が厳しくなっていくことが予測されます。
「中古・ほぼ新品」で売るコツ(1)amazonで売れる商品を探す
新品として売る商品をリサーチする時も、中古品として売れる商品を探す時も、基本的なコツは同じになります。
amazon内の膨大な商品群をただ闇雲に探しても、利益の出る商品はなかなか見つかるものではありません。
ここでは、以前「今すぐ出来る!電脳せどり仕入れのコツを物凄く丁寧に解説!」という記事の中で紹介した、「絞り込み」という手法を使ってみましょう。
まず、amazonトップページのカテゴリーから、「ベビー・おもちゃ・ホビー」→「おもちゃ」とリンクをたどりってクリック。

次に、下の方へスクロールし、「リカちゃん」をクリック。

カテゴリーの「リカちゃんストア」の中ほどにある、「きせかえ人形・ハウス」をクリック。

次に、カテゴリーの「きせかえ人形・ハウス」の下にある「人形・ドール」をクリック。

これで、リカちゃん人形の一覧を出すことができました。
次は価格帯で絞りたいと思います。
下の方にスクロールして、「10000-30000円」をクリック。

「リカちゃん人形」の商品群の中でも1万円~3万円の高額商品に絞り込むことができました。
絞り込んだ結果の商品数は77点です。順にみていくには丁度いい商品数だと思います。

「中古・ほぼ新品」で売るコツ(2)扱う商品の見極め方
さて、今回なぜ「おもちゃ」を選んだかというと、おもちゃは専門知識があまりいらず、初心者でも扱いやすい上に、中古品が比較的売れるからです。
クリスマスやGW前などはねらい目で、おもちゃを仕入れておけば結構売り上げに貢献してくれると思います。
そして、ここがコツなのですが、最後に1万円~3万円の価格帯に絞り込みました。
これは何故かというと、リカちゃん人形で1万円以上となると、プレミアのついた商品であることが想像できるからです。通常は2~3千円程度の物ですよね。
そして当然ながら、新品の価格がある程度高くないと、中古品はそれよりも安く価格を設定することになるので、利益が取れません。
つまり「中古・ほぼ新品」で売ろうと思ったら、中古品でも売れそうなジャンルで、新品商品の価格設定が高い物を探すことが重要になってきます。(新品が無い商品もありますし、全てが当てはまるわけではありませんが・・・)
買う側の心理を考えるとわかるのですが、
「これ、欲しいけど、ちょっと高すぎるな・・・中古品で状態の良い物はないかな?」
そんな心理の時に、「中古・ほぼ新品」が手の届く範囲の価格で目に飛び込んできたら?
買う人の気持ちをよーく考えて、絶妙の価格設定で販売できるといいですね。
「中古・ほぼ新品」で売るコツ(3)プレミア商品を狙ってみた
さて、今回絞り込んだ1万円~3万円のりかちゃん人形の中で私の目に留まったのは、下の商品です。

リカちゃん人形で15,800円はかなり高い方です。
「ANAオリジナル」の限定商品なので、プレミアがついているんですね。
モノレートを確認してみましょう。

このグラフは半年間のランキングの推移ですが、定期的に売れているのがわかります。
途中、8月半ば~10月半ばまで売れていなかった期間がありますが、その間は新品が19,800円になっていたので、あまりに高すぎて誰も買わなかったみたいです。
現在も15,800円とまだ高めなので、状態の良い商品を安く仕入れることができたら、12,000円程度で「中古・ほぼ新品」で売れるのではないかと思います。
「中古・ほぼ新品」で売るコツ(4)ヤフオクで検索してみよう。
さて、では早速ヤフオクで検索してみたいと思います。
ヤフオクのトップページで検索窓に「ana リカちゃん」と入力してエンター。

少し下の方へスクロールすると、ありました。

クリックして中のページを見てみましょう。
「新品」とは書かれていませんが、「未使用」とのことです。
詳しい商品説明には「未開封」とあったので、パッケージに傷みがあるものの、実質新品ですね。
現在4,320円なので、もう少し値段が上がることは予測されますが、うまくいくと12,000円程度で販売しても十分な利益が出そうです。
また、ヤフオクでは今回の商品のように「新品」と書かれていない「未使用品」や「未開封品」が多く存在します。
検索する時には「新品」で絞り込むことはせずに、多少面倒でも商品の状態は指定せずに検索するのがコツです。
また、メルカリの場合は、検索窓に「〇〇〇 未開封」(〇〇〇=商品名や検索ワード)と入れて検索するなど、工夫してみてくださいね。
「中古・ほぼ新品」で売るコツ(5)商品写真を必ず撮る!

amazonで新品を販売する時と中古品を販売する時の大きな違いは、中古品は写真を掲載できることです。
中古品を出品する時には必ず写真を撮影しましょう。
それも1枚ではなく、3枚以上は欲しいです。
なぜそんなに写真にこだわるのかと言うと、例えば「パッケージにスレがあります」と書かれていても、スレにもいろいろあります。
光を当てないとわからない程度のスレもあれば、ほぼ傷に近いようなスレもありますよね。
綺麗な商品はより綺麗に。
傷や汚れがある商品もその部分をはっきりと写すことで信用が得られます。
購入者は、もし同じような条件の商品が二つ出品されていたら、間違いなく写真のついた方を選ぶでしょう。
前から写しただけだと、「もしかしたら後ろ側に傷があるんじゃないの?」
と、疑り深い人は思います。(私がそうです^^;)
いろんな角度から丁寧に撮った写真を、複数枚掲載するようにしてくださいね。
商品写真はプロのように完璧な写真を目指す必要はありません。
一眼レフカメラなんていりません。
コンパクトデジカメや、スマホのカメラでも最近は十分な性能がありますからね。
ちょっとしたコツさえつかめば売れる写真は撮れるものです。
商品写真の撮り方についてはまた別記事でまとめてみたいと思います。
「中古・ほぼ新品」で売るコツ(6)私の販売例です。
ちょっとおまけ的ですが、下が私が実際に仕入れた時と販売した時の画像です。
メルカリで7,000円で仕入れて、amazonで「ほぼ新品」で10,980円で販売しました。
利益率は22%ほど。
仕入れてからわずか6日目に売れていきました。
たとえ中古品でも、新品の価格が高い商品の場合は案外中古品の方も、購入者は見ているのだなと思います。


まとめ

今回の記事を要約すると、
- 「中古・ほぼ新品」とは、パッケージが開封されているなどでamazonでは新品として販売できないが、中の商品自体は未使用の場合を言う。
- ねらい目は、プレミア価格になっているもの。(新品は価格が高すぎて手が出ない感じが理想)
- ヤフオクでは新品を探す時も「新品」に絞り込まない。
- 商品の撮影は、最低3枚は必ず行う。
これまで中古品を中心に扱ってこられた方なら常識的なことかもしれませんが、私自身、ほとんど新品を扱ってきたので、勉強しながら記事を書いていきたいと思っています。
さて、今回は「中古・ほぼ新品」を前提にお話ししましたが、次回は一般的な「中古品」をテーマに考えてみたいと思います。
カテゴリーもおもちゃ系ではない、別のカテゴリーに挑戦しましょう。
では、今日も読んでいただいてありがとうございました。
お疲れ様でした!
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